お客様の想いをカタチに

営業担当

創業60年の節目での旧社屋から新社屋への建て替え移転という、お客様にとっての歴史的ビッグプロジェクトが成功するように、家具やレイアウトの提案のみならず、移転プロジェクトに関する様々な分野でサポートしました。

営業担当として、ニーズを引き出したというよりは、お客様とチームになって一緒に取り組んでいったという印象が強く、お客様側のチームメンバー、ファニチャーカンパニーのチームメンバーが一体となってプロジェクトを進められたことが、本プロジェクトの成功のポイントだと考えています。

設計担当

ただの引越しで終わらせるのではなく、次の時代に向けてお客様の意識や働き方も変わるきっかけになるよう、リニューアルコンセプトから提案させていただきました。「進化」というコンセプトをもとに、これを達成する行動として「継承」と「変化」の２つの行動指針を掲げ、それらを実現する最良のオフィス空間をお客様と共に考えました。

例えば、製品の試作や開発を行う「作業スペース」は、これまで閉鎖的で少し暗い印象の空間でした。そこで今回は白を基調とした内装に什器でアクセントカラーを取り入れることで、開放感や清潔感、また少し近未来的な印象が生まれ、雰囲気が大きく変わりました。これにより、作業スペースを通して働く社員のモチベーションだけでなく、見学に訪れた外部の方々の山田電器工業様に対するイメージにも大きな「変化」が生まれます。

「家具を無事に納品する」のではなく「移転プロジェクトを成功させる」ために

営業担当

当たり前ですがオフィス空間は家具だけでは成り立ちません。

働く空間を提案する立場としてオフィス空間にまつわる様々なことに気を配ること、

お客様が持つ困りごとや懸念点を自分事としてとらえて、それをひとつひとつクリアすることを意識しました。

「家具を無事に納品させる」のではなく、「新社屋移転プロジェクトが無事に完了するように」という思いで、プロジェクトが円滑に進むよう、お客様をはじめ、社内外の関係者とこまめにコミュニケーションを取り、お互いの意思に相違がないかを確認しながら案件を進めていきました。

設計担当

プロジェクトへ参画させていただいた時点ではまだ新社屋の計画段階であった為、山田電器工業様と什器（オフィスチェアやデスク）レイアウトなどの計画を進めながら、それに合わせて内装仕上げや間仕切りの位置など、よりお客様の要望を実現できるように建築側への交渉も数多く行いました。その中で、お客様・建築業者・ファニチャーカンパニーの３社が良好な関係を維持しながら円滑にプロジェクトを進行できるように、プロジェクトマネジメントとしてプロジェクトを俯瞰しながら、常に丁寧なコミュニケーションを心掛けました。

お客様に喜んでいただけることがなによりも嬉しい

営業担当

家具の納品・引っ越し作業が無事に完了し、お客様に喜んでいただけたことがなにより嬉しかったです。

社屋の新築プロジェクトということで、お客様にも大変な苦労があったことかと思いますが、

ファニチャーカンパニーが少しでもその力になれたこと、お客様から感謝の言葉をいただけたことが

私にとっての大きな財産になりました。

設計担当

今回の新社屋のご移転は、事業部のフロア集約によるコミュニケーションの活性化や自社技術の社外への発信など、お客様にとって大きな転機になったと思います。このプロセスに、空間を通してどのように支援・実現できるかお客様と共に考え、携われたことをデザイナーとして誇りに思います。

担当者の想い

営業担当

一日の多くの時間を過ごすオフィス空間は様々な人にとって重要な場所であると考えています。コロナ禍で働き方が大きく変化し、オフィス空間も大きく変化しましたが、

今後も時代と共に変化していくであろう「空間」の在り方やトレンドを察知し、

利用者が心地よく過ごせるオフィス空間をご提案していきたいです。

設計担当

「オフィス」を設計するということは、単にレイアウトや内装を考えるだけでなく、オフィスを通して実現したい働き方やふるまい、そして企業としてどのような未来を目指すかも含めて考えることが重要となります。コロナ禍を経て、お客様のオフィスへのニーズはより複雑で多様化していますが、デザイナーとして皆さまに最良のオフィスをご提案できるように、これからもひとつひとつ丁寧なコミュニケーションを心掛けて携わっていきたいです。